国土交通省が発表した2024年7月の新設住宅着工戸数は、6万8014戸(前年同期比0.2%減)と対前年比で3カ月連続対の減少となった。季節調整後の年率換算は77万3000戸(前月比1.0%増)と3カ月ぶりの増加となった。
種別では持家が1万9858戸(同4.0%減)と32カ月連続の減少、貸家が3万1546戸(同4.6%増)と3カ月ぶりの増加、分譲住宅は1万6164戸(同4.8%減)と3カ月連続の減少となった。また分譲住宅のうちマンションが6070戸(同4.7%増)と先月の減少から再びの増加、一戸建住宅は9973戸(同9.9%減)と21カ月連続の減少となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 5.6%増)
持家(同 6.3%増),貸家(同 4.0%増),
分譲住宅(同 6.9%増)
うちマンション(同 30.1%増),うち一戸建住宅(同 6.1%減)
■中部圏 総戸数(前年同月比 2.9%減)
持家(同 2.0%減),貸家(同 2.5%減),
分譲住宅(同 5.1%減)
うちマンション(同 3.0%減),うち一戸建住宅(同 6.4%減)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 0.1%減)
持家(同 3.1%減),貸家(同 7.6%増),
分譲住宅(同 11.6%減)
うちマンション(同 11.8%減),うち一戸建住宅(同 10.3%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 4.2%減)
持家(同 8.6%減),貸家(同 5.7%増),
分譲住宅(同 17.7%減)
うちマンション(同 21.4%減),うち一戸建住宅(同 16.0%減)